☆1. zoomによる「ヌーソロジーのためだけの《素粒子世界ド超入門》」(第1回)【2025年10月勉強会】開催案内
~超初心者向け素粒子ド超入門~ いよいよ 10 月からまた新たにヌーソロジー探究クラブの一連の勉強会を刷新して、 zoom による「ヌーソロジーのためだけの素粒子世界ド超入門」を始めます。素粒子物理学では、自然界のあらゆる物質は、「素粒子」と呼ばれるより基本的な実体から成り立つという考え方からスタートします。例えば、水という物質は、より基本的な水分子から成り立ち、その水分子は元素周期表に登場する原子番号 1 の水素原子 2 個と、原子番号 8 の酸素原子 1 個で構成される複合粒子と考えます。さらに、水素原子や酸素原子などの各原子は原子核とその周囲を運動する電子から成り立ち、原子核は陽子と中性子と呼ばれる核子で構成されます。陽子や中性子はさらにアップ・クォークとダウン・クォークといったより基本的な粒子から成り立ちます。このように、物質を構成する基本的な粒子であるクォークや電子が素粒子です。また、電子のように電荷を帯びた素粒子は、他の素粒子との間で、電磁気的な相互作用、つまり、力を生じ、そのような力を媒介する光子(フォトン)もまた素粒子と呼ばれます。 ヌーソロジーでは、小中高などの学校教育で学ぶ、ごく普通の物質概念こそ、私たちがすべての物事を当たり前に「対象」化して認識してしまう意識の基礎にあって、そうした思考様式を「人間型ゲシュタルト」と呼んで、その在り方そのものを疑問視し、糾弾してくるわけです。つまり、ヌーソロジーによれば、人間が持つその思考様式そのものが、自然が元来持つ宇宙の創造原理から逸脱してしまう物事の捉え方になっており、それゆえに、私たち人間自体も、生きていく上で、既に息苦しくなってしまっているのではないかというわけです。そこで、現代人である私たちが、物事を対象化し、物質中心主義的に捉えて暮らしてしまっている、私たちによっては至極当たり前の認識および行動の基礎を為す空間自体の捉え方を見直し、「見る」ということ自体の仕組みから「観測者-対象」双対の空間概念として捉え直すことを促してくるのが、ヌーソロジーが提唱する「変換人(トランスフォーマー)型ゲシュタルト」なのですが、この捉え方は、実は現代の素粒子物理学の基礎を為す空間概念と非常に相性がいいのです。ただ、せっかくの現代の科学的知見も、私たちの多くの意識が、学校教育によって、近代初期の...